リーダーは偉いものではありません、偉いとはそこのついていく人たちが決める概念。自身が権威をもったときにそれを何のために使うのか、、、その問いを持つことがリーダーとしての第一歩を踏み出すことになるような気がします。
2010年1月13日水曜日
権威 = リーダー?
リーダーであること = 権威があること = 権力があることであるという認識は当たり前のように考えられていることだと思います。しかし、果たしてそんなメンタルモデルをもった人に周囲の人はついていくのか?、、、リーダーについて考えるとき、まず自身が内省すべき問いではないでしょうか?自分がプレイヤーであったときに、どのようなリーダーについていきたいと思ったか、それは人それぞれ違うでしょうけれど、僕自身は、自分の悩みに親身になって考えてくれた人、きついことでも勇気を持ってフィードバックをくれた人、仲間として考えてくれた人、フラットな人間関係を築いてくれた人、、つまりそれは権力ではなく、人間としての在り方を示してくれた人だったと考えています。「権威」をもった人がまず犯しがちなのは、その権威がすなわち自分の持つ力だと錯覚してしまうことだと思います。
2009年7月2日木曜日
手放すということ。 ~U理論~
U理論は、学習する組織(Learnign Organization)の提唱者P.センゲの著書
「出現する未来」に描かれているオットーが提唱する理論です。
このプロセスは大きく3つの段階に分かれ、
センシング - 「ひたすら見る」~世界と一体になる~
プレゼンシング - 「後ろに下がって内省する」~内なる知が浮かび上がるようにする~
リアライジング-「流れるように自然に素早く動く」
に定義されています。
日々自分自身が何かと直面したとき、自分自身の思考の枠組みにとらわれ、
そのレベルでその3つの段階を繰り返しています。気づいたときには自分自身の
意見を立証するレベルでしか情報を集めていなかったり。。。
しかしそれでは「自己」というレベルでしかものごとをみていません。
重要なのは全体として、ホールシステムとしてどうかということ。
とある組織開発のコンサルの代表さんと話していた時に、
「まず手放すことだよ」
と教えていただきました。
手放すことで見えてくるもの。
それこそが本当に大切なものではないでしょうか?
2009年6月25日木曜日
場のギフト
ある人から頂いた言葉です。
とてもいい言葉だと思いました。
「場」は、どんな「場」であっても様々なギフトをくれます。
ときには厳しいものや辛いものであるときもあるけれど、
喜んでもらえるギフトを持ってかえってもらうには、
そこに参加する人がみんなそんな意識でいることが
必要だとおもいます。
「場」を作るものとして、そんな意識を持ってもらえるように
どのように準備するか、リードするか、エスコートするか、
そんなことを考えなければならないとおもいます。
場は生き物だとよく言われます。自分自身がその場に
どのように関わっているのか、そんなことを意識するのが
リーダーシップにとって重要なことかもしれませんね。
2009年6月23日火曜日
2009年6月20日土曜日
マイクロソフトのリーダーシップ
東京大学中原淳教授主催の
Learning Bar @ todai
に参加しました。
テーマは、
マイクロソフトのリーダーシップ開発を主要テーマに、いかにリーダーを
育成するかについて、マイクロソフト社小林いづみさん(People and
Organization Capabirity部門)を交えてのセッションとなりました。
興味深かったのは、リーダーシップ開発はプロセスであるという点。
目的があり、その目的を達成するためにプロセスを通してリーダーシップを
開発する必要があるということ。
つまり、その状況や問題によって、求められるリーダー像は多種多様である
ということです。
最初は目的があったものが、そのうち目的がなくなり、リーダーシップ開発
そのものが目的化してしまう。そのような危険性を十分指摘されていました。
あなたの組織にとって必要なリーダーシップとは何ですか?
「リーダーシップ」をどう作るかを考える前に、十分考えるべきテーマです。
2009年6月18日木曜日
Yes,and
対話は、「複数の人が集まり、利害関係を抜きにして、新しいものを生みだす創造的
な言葉のやりとり」と定義できるとおもいます。
たとえば会議で、
「私の意見はこういうことで営業部に....」
「いやそうではなくて今の現状を考えると開発の人材が...」
というやりとりが良くありませんか?それはそれぞれが自分の利害を考えて相手を
説得しようとしているか、交渉しているか、つまり自分自身のことだけを考えて相手
に情報を発信しているということにほかならないのだと思います。
重要なのは相手の発する言葉に対して、それをまずは受け入れ、それをさらに
良くするアイディアをそこに付け足すこと。
Yes , and ... の精神ではないでしょうか?
Yes , and ...
明日から実践してみては?
2009年6月16日火曜日
場の空気にあわせる
会議において、誰がその場でイニシアチブを取るかはその場で決めれば
よいのではないかと最近思うようになった。
リーダーだから場を仕切らなければ、積極的に発言しなければという意識は
場を壊す可能性も内包している。
対話の中でそれぞれの発言や流れに意識を向けていれば、自然と自分が
取るべき役割は決まって来る。重要なのは、対話のプロセスを管理する立場として
流れがうまくいっているか、それぞれの個人の特性を生かした会話の場
作りができるかを誰かがきちんと読みながら適切な「問い」を投げかけること
ができるかどうかだ。
学習する組織に不可欠なアクションラーニングにおいても問いは重要な
要素だ。会話は問いから始まる。適切な人に適切な問いを投げる技術。
これが対話をリードするものにおいて不可欠な要素だ。
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